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しもふりレッド

宮城県が誇る霜降りブランド豚、その名も「しもふりレッド」。その特徴は「サシ」と呼ばれる脂肪分が肉にバランスよく入っていること。ジューシーでやわらかく、臭みがないさっぱりとした食感で、しゃぶしゃぶなどに最適とされる豚肉です。

宮城県畜産試験場が8年をかけて完成させた霜降り豚

アメリカからの輸入種であるデュロック種をベースに、霜降り肉の特徴が遺伝するように7世代に渡って改良、系統豚として完成したのが「しもふりレッド」です。通常2%ほどの脂肪交雑が5%以上と高く、従来のディロック種と比べて格段に柔らかい肉質を実現できました。オリーブオイルなどに含まれる脂肪酸「オレイン酸」も多く含み、ヘルシーで甘みがある優れた風味の豚肉として人気を博しています。宮城県内の認定農家でのみ生産され出荷されています。

味と引き換えに、際立つ繁殖の難しさ純粋豚ならではの希少性

現在国内で主流となる肉豚は、繁殖性や産肉性、肉質のバランスの観点から、それぞれに優れた3種を掛け合わせた「三元交雑種」が主流。もともとしもふりレッドのような純粋豚は、交配で用いる繁殖用の豚を生産するために飼養されるもので、肉豚として数を生産するのに向いていません。また、しもふりレッドはそのデリケートな特性上、熟練の生産者でも手を焼くほど飼育の難易度が高いとされています。そうした理由から、生産量は県内の肉豚の1%弱と極端に少なく、宮城野豚と比べてもひと桁違う大変希少な豚肉なのです。

みやぎのココがプレミアム

  • 霜降りのジューシーでまろやかな食感、それでいてさっぱりとした風味
  • 宮城県が8年かけて開発した純粋種。宮城県のみで生産
  • 生産量が県内肉豚の1%弱という極めて希少な豚肉

生産者の紹介

JA全農みやぎ
畜産部 後藤 嘉信さん

苦労の分だけ味で勝負のしもふりレッド

しもふりレッド生産者
三浦さん

JA全農みやぎ
畜産部 後藤 嘉信さん

三浦さんは平成17年からしもふりレッド飼育を行っているベテランの生産者。それまで長年行っていた三元交雑種の飼育と比べ、しもふりレッドの難しさは天下一品という。飼育を断念する農場もある中、勉強を重ね着実に生産実績を出してきた。そのアドバイザーとして、ずっと関わってきたのが後藤さん。

しもふりレッド生産者
三浦さん

数を育てるのがとにかく難しい

「本当にデリケートな豚ですね。繁殖に関しては特に難しいです。」三浦さん曰く、まず生む頭数が少なく、離乳がしにくい点があるとのこと。「通常生まれるのは1頭あたり普通の肉豚より3~5頭少ない8~10頭がいいところ。そのうちちゃんと離乳して育つのは、平均5頭前後です。7.2頭の三浦農場はしもふりレッド生産では抜群の成績。」後藤さんが続ける。年間の生産量も普通の肉豚と比べ半数程度にしかならない。それだけしもふりレッド飼育は難しい。

自ら育てない母豚、人の手が必要

しもふりレッドは一言でいうと鈍感な性質と三浦さんはいう。「乳が出にくい種類なので、1日に5回ほどミルクを与えています。母豚は子豚に関心を示さないので、1頭ずつちゃんと飲んでいるか人が確認しなければなりません。また、分娩の際などは、母豚が子供を踏まないように見てあげたりと、とにかく家を空けることができないほどですよ」そのほかにも、病気に対しての健康管理や夏場の暑さ対策、太りやすい体質ゆえの餌の調整など、気を抜くとすぐにトラブルが起きる。他の品種では通用しないほど基本に忠実な飼育を必要とする「手抜きができない豚」なのだそうだ。

大量生産ができない品種

美味しい味やブランド力、高い単価と引き換えに飼育上のデメリットが多いハイリスクな養豚。ただ、小規模農家にとってはチャンスでもあると強調する後藤さん。「確かに繁殖の技術が要求されて難しいのですが、大規模農場ではできないところにも注目したいです。味で勝負するブランド肉を作れる農家さんをもっと増やしたいですね」小さな農家にとっては、差別化のための手段になりうる。地域振興の枠組みで考えていく必要性を感じるという。

「おいしい」という言葉を糧に

しもふりレッド飼育に取り組んでからたくさん勉強させられたという三浦さん。「苦労はありますが、消費者の方からおいしいと直接お聞きすると嬉しいです。やっていて良かったと感じます。やっぱりいい肉を作りたいです」しもふりレッドの美味しさは、小規模飼育農家の手間を惜しまない努力によって支えられているのである。

■お問い合わせ
全国農業協同組合連合会 宮城県本部 畜産部
〒987-0005 宮城県遠田郡美里町北浦字生地22-1
TEL:0229-35-2720 FAX: 0229-35-2677

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